豆乳に関する記事です。
豆乳は栄養価が高く、健康や美容にいい食品ですが、ダイエットにも効果的であると言われています。
今回はその真偽や、豆乳ダイエットで陥りやすい勘違いについて説明します。
豆乳がダイエットに効果的だと信じている人は必見です。
豆乳ダイエットとは?
豆乳ダイエットとは、
具体的に〇〇をするといったことではありませんが、
痩せることを目的として豆乳を飲んだり、料理に使ったりすることを指します。
豆乳のダイエット効果
何故豆乳がダイエットに使われるのか?
豆乳を摂取することで得られる効果について説明します。
豆乳には以下の効果があります。
・食欲を抑える
・脂肪の吸収を抑える
・基礎代謝アップ
■食欲を抑える
豆乳に含まれる“大豆サポニン”は、
腸内で栄養を吸収する絨毛を収縮させます。
それにより、食事の吸収速度が遅くなり、
満腹感が持続し、腹持ちが良くなるのです。
■脂肪の吸収を抑える
これも大豆サポニンが絨毛を収縮させる事による効果で、
収縮した絨毛は脂肪の吸収を抑えることができるのです。
■基礎代謝アップ
これは“大豆ペプチド”による効果。
例えば、通常、低カロリー食品を摂取すると基礎代謝は低下するのですが、
大豆ペプチドを一緒に摂ると基礎代謝は回復します。
さらに食後の消費エネルギーも上がるという研究結果があります。
参考サイト:大豆ペプチド健康フォーラム
豆乳ダイエットの勘違いとは?
豆乳ダイエットにおける勘違いとは、
「豆乳を飲めば痩せられる」
ということです。
たしかに、豆乳には3つのダイエット効果がありますが、
“豆乳を飲んだから痩せれる”というほどの効果はありません。
そもそも、
「食べるだけで痩せれる」
「飲むだけで痩せれる」
そんな食品は存在しません(というより、誇張表現)。
食事制限をせず運動もしないで痩せれるなんてことはありえないのです。
それを鵜呑みにすると、
逆に太ったと感じるかもしれません。
まぁ、1パック(200ml)当たり100キロカロリー強なので、
1日1パック(200ml)毎日飲む程度で太る原因となることはありえませんが。
豆乳ダイエットの正しい捉え方
豆乳は上述したダイエット効果よりも特筆するべきは、
「低カロリーで良質なタンパク質がたくさん摂取できる」
ということです。
タンパク質が不足すると健康・美容に大きな支障をもたらすため、
もっとも気を付けないといけない栄養素とも言えます。
?タンパク質の不足についてはこちらをご覧下さい。
たんぱく質のとりすぎや不足の健康被害&たんぱく質が多い食品
しかし、普段の食事からきちんとタンパク質を摂取できてる人は稀で、
ましてやダイエット中は肉を控えたりして、タンパク質不足になっている人は大多数です。
そんなタンパク質を低カロリーで摂取できることが一番の豆乳の強みです。
例えば、減量中のボクサーは、
「いかに低カロリー食品で満腹感を得るか」
というよりも、
「いかに低カロリー食品でまともな栄養素を補うか」
ということを考えます。
その考え方に近いですね。
あとがき
以上、豆乳のダイエット効果について書かせてもらいました。
豆乳はダイエットの目的として摂取するのではなく、
ダイエットの補助や健康・美容の目的として摂取するのが正しいでしょう。
脳の活性化、便秘改善、女性ホルモンの促進、精神の安定、美肌、美髪etc…
このように、色んな効果があるのです。
?ちなみに、豆乳の健康・美容に関する詳しい説明はこちらをご覧下さい。
良質なタンパク質“豆乳”の効果&副作用※生理前の飲みすぎに注意
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